概要

パンフレット「照明学会のご案内」(PDF形式)

創立 大正5年11月29日
社団法人認可 大正12年3月21日(文部省)
一般社団法人移行 平成24年4月1日
会長 古莊 雅生(神戸大学・大島商船高専名誉教授)
役員 会長以下理事22名 監事2名
本部所在地 〒101-0048 東京都千代田区神田司町二丁目2番地2 大森ビル8F
電話 03-5294-0101
FAX 03-5294-0102
支部 全国9支部
会員 個人会員5,177 賛助会員214社
(2024年3月末現在)
財政規模 3億8,240万円(2023年度)
委員会数 約60
事務局長 久保 徹周
職員数 14名

活動の概要

照明学会は、1916年(大正5年)11月29日に創立され、わが国における照明技術の発展や照明知識の普及に大きく貢献してきました。
照明学会では図(組織図参照)に示した組織のもとに、種々の活動を行っています。

1.学会の組織

組織図

2.学会の活動

照明学会が行っている活動のうち主なものを紹介します。

1)研究・調査活動

分科会、研究調査委員会、特別研究委員会などによって各種の研究・調査を行っています。

  • 4つの分科会「光源・照明システム」「視覚・色・光環境」「照明デザイン」「照明普及」は、各研究テーマについて研究し、その研究成果は公開研究会などによって社会に伝達されます。
  • 研究調査委員会は、時代即応のテーマについて研究・調査を行い、その成果を学会誌や出版物を通じて一般の方々に発表しています。
  • 特別研究委員会は、学会外の各方面から委託されて研究・調査を行い、広く社会に貢献しています。
2)照明学会全国大会等の開催
  • 照明学会全国大会、支部大会、公開研究会などを開催しています。
  • 照明学会全国大会は、原則として毎年1回開催され、会員の論文発表、シンポジウム、特別講演、懇親会などを行っています。
  • 支部大会は、電気4学会(電気、電子情報通信、映像情報メディア、情報処理の各学会)との共催で、各支部において支部連合大会を行っています。
3)研究助成
  • 照明およびその関連分野に携わり、学術の発展や技術の向上に寄与している大学や高専の方々を対象に研究活動を支援し、研究者の育成をはかるため、毎年、研究助成を行っています。
4)規格・基準の策定
  • 照明に関する規格・基準の調査およびJIS規格の制定や原案作成ならびに学会技術基準、技術指針の策定などを行っています。
5)会誌の発行
  • 照明学会誌(年間6冊・隔月発行+論文号1冊発行)や英文誌(年間1冊発行)を発行し、会員に配布すると共に海外の友好学会や研究機関などにも配布しています。
6)表彰
  • 毎年、照明の学術および技術の進歩発達や普及に貢献された方々を表彰しています。表彰の種類は、日本照明賞、照明学会賞、論文賞、研究奨励賞、照明デザイン賞、照明技術開発賞、照明施設賞(旧 照明普及賞)があります。
7)照明教育活動
  • 照明に関する知識の向上をはかるため、照明関係の仕事に携わっている方や一般の方々を対象に、通信教育とスクーリングによる「照明基礎講座」さらに上級の「照明専門講座」を開催しております。講座の終了者にはそれぞれの称号・資格を与えています。
8)講演会、講習会、見学会などの開催
  • 全国大会などのほか、各支部主催で新しい問題を取り上げた講演会、講習会、見学会、座談会、研究会等の催しを随時行っています。
9)照明の普及活動
  • 照明の知識ならびに施設の近代化をはかるため、その時代に即した照明研究会、講習会などを開催し、照明指導ならびに普及のための資料作成配布など積極的な普及活動を行っています。
10)会員の募集
  • 照明学会ではより一層の飛躍を目指して、新しい会員の募集を行っています。入会を希望される方をご紹介下さい。入会希望者をご紹介される場合、「照明学会入会申込書」にご記入の上、会員の種類に応じた入会金と「会費口座振替申込書」を同封の上、照明学会本部あてお送り下さい。
11)関連学協会
  1. 情報交換 5学会は電気・情報関連学会連絡協議会等を通じて、学会運営に共通する情報を相互に交換し合うとともに、共通 の課題について検討する。5学会は会誌を相互に無償で交換し合い、また、それぞれの学会のホームページにお いて、他4学会のホームページにリンクできるようにする。
  2. 入会金の相互免除 5学会のいずれかの学会の会員が5学会の他の学会に入会する場合は、入会金を免除する。
  3. 行事等への参加費 5学会のいずれかの学会又は複数の学会が主催又は共催する大会、講演会、セミナー、講習会に5学会のいずれ かの会員が発表、聴講で参加する場合、特に定めた場合を除き、主催又は共催学会の会員と同額の参加費で参 加できる。
  4. 出版物の購入 5学会のいずれかの学会の会員は、5学会の他の学会の出版物で会員割引価格を設定しているものについては、 特段の定めのある場合を除き、当該学会会員と同じ価格で購入できる。

3.学会のあゆみ(学会関連を含む)

1878年3月25日
(明治11年)
エアトン工部大学校で炭素アーク灯点灯電気記念日
1879年10月21日
(明治12年)
エジソン炭素電球誕生[145d]あかりの日
1900年
(明治33年)
CIP(国際測光委員会)
1911年5月
(明治44年)
(社)電気学会設立
1916年11月29日
(大正5年)
照明学会創立
1917年3月
(大正6年)
照明学会雑誌創刊
1920年1月
(大正9年)
照明学会東京支部、関西支部発足
1921年10月
(大正10年)
国際照明委員会(CIE)設立
1922年2月
(大正11年)
日本照明委員会創立
1923年3月
(大正12年)
社団法人許可
1926年1月
(大正15年)
照明知識普及委員会発足
1928年3月
(昭和3年)
照明学会東海支部発足
1929年11月
(昭和4年)
照明学会九州支部発足
1930年10月
(昭和5年)
照明学会北海道支部発足
1951年7月
(昭和26年)
照明学会中国支部発足
1952年8月
(昭和27年)
照明学会四国支部、東北支部発足
1955年2月
(昭和30年)
照明学会北陸支部発足
日本照明委員会CIEへ復帰
1957年11月29日
(昭和32年)
照明普及会創立
1996年11月29日
(平成8年)
照明学会創立80周年
2000年5月19日
(平成12年)
照明普及会名称変更照明学会普及部発足
2012年4月1日
(平成24年)
一般社団法人移行
2016年11月29日
(平成28年)
照明学会創立100周年