JR上野駅公園口駅舎の移設改修および増築である。東京文化会館、国立西洋美術館、東京藝術大学など、文化と芸術の調和する上野恩賜公園への玄関口となる駅舎を建設。外装に木調の鋼鉄製建築ルーバーを設置し、調光調色のLED照明器具でライトアップを行うことで、森の中を軽やかに舞う風の情景を演出している。憩いと芸術が重なり合う場所として、先進でありながらどこか柔らかく、存在感と透明感を感じる「森の光風」を表現した。
外装に木彫のルーバーを設置し、 調光調色可能なLED 照明器具でライトアップするなど、上野という文化的かつ自然豊かな雰囲気と調和する照明を実現している。森の中を吹き抜ける風をイメージした照明演出は、季節ごとに変化する設計となっており、訪れる人に季節の変化を感じ取ってもらえるような演出である。