小矢部市の新しい玄関口となる、石動駅舎およびそれに併設する市民図書館合築施設の整備にともなう北口駅前広場の整備事業である。図書館および商業施設を含む石動駅建築と、その駅前広場を一体的な照明演出を多なうことで、明るさを確保するだけの照明ではなく、カラーライティングを積極的に取り入れ、四季折々の光環境を演出するなど、自治体の照明環境への前向きな取り組みとなっている。
バス乗り場の庇先端に指向性のあるテープライトLEDを設置し乗車位置を照らしている。ベンチ下のフルカラーテープライトは足元を照らすと同時に図書館の間接照明と連動して一体的な演出を行っている。フェンス照明は広場に明るさ感を与えるとともに、ランダムに配置されたフルカラードット照明がにぎやかさと季節感の創出を図っている。