南側隣地の高岡市所有の公園広場との一体利用により、高岡駅前の活性化を促す。
金属製造の街「高岡」の駅前に立地し、人々を出迎え都市の顔となるファサードを、西日対策を兼ねた「アルミニウム」のルーバで表現した。
そのファサードの庇一枚一枚に設置したLEDにより夜間は光の演出を行い、街に彩りをもたらす。季節に応じた演出を可能とし、通常時は控え目で気品のあるライトアップを行う。
外装ファサードの積層状に重なる水平アルミルーバの下面にフルカラーLED照明の光を照射して間接光でライトアップするという独創的な手法で、約1,000㎡のファサード面を富山の自然や地元高岡の行事・伝統・文化をイメージした光で、季節・イベントに合わせて演出する。高岡駅前への移転新築にあわせて、地域の賑わい創出にも寄与し、高岡の玄関口の新たなランドマークとして、存在感を見せている。