新青森県総合運動公園陸上競技場 13

東北6 青森県青森市

照明普及賞受賞

  • 青森県
図1 全景 サッカー500ルクス時
図1 全景 サッカー500ルクス時
図2 大屋根上投光器設置状況
図2 大屋根上投光器設置状況
図3 投光器架台状況
図3 投光器架台状況
図4 鉄塔側投光器設置状況
図4 鉄塔側投光器設置状況

概要

 競技したくなるスタジアム(高速タータンウレタン舗装)、観戦したくなるスタジアム(フィールドとの一体感を生むスタンド構成)、厳冬期でも練習可能な屋内走路と練習場が特徴の陸上競技場である。雨水利用、自然エネルギー、県産材を使用し、「地球環境にやさしいみんなのスタジアム」をコンセプトとしている。

  • 施設用途:第1種公認陸上競技場とプロレベルの試合開催が可能なサッカー競技場の複合グラウンド及び厳冬期の屋内練習施設
  • 完成:2018年12月
  • 規模:建築面積18,643㎡、延床面積約31,466㎡、鉄筋・鉄骨コンクリート造、地下1階、地上4階建

2018年照明普及賞 寸評

 陸上競技とサッカーの国際公式スポーツ照明基準をどちらもクリアし、LED照明器具の即時点灯、集中制御が可能なシステムである。保守点検にメリットが大きい大屋根上投光器は積雪による影響を低減しつつ、適切な照度を確保した設計がなされている。また、波形状の屋根を照らし上げることでシンボル的な効果もあり、施設の公共性を高めている。