第4回 日中韓照明カンファレンス(大連)報告
日中韓照明カンファレンス委員会
去る9月23日、中国大連市大連工業大学で”第4回日中韓照明カンファレンス”が開催されました。その概況について報告します。
経緯
2008年10月、中国北京で開催された”第1回日・中・韓照明シンポジウム”は2009年札幌大会、2010年ソウル大会を経て一巡し、今年からは内容の充実とレベルアップを目指して、名称も
”日中韓照明カンファレンス”と改名し二巡目に入りました。
また、並行して開催された第8回日中韓照明カンファレンス組織委員で来年は日本での開催が決定しました。
第3回 日・中・韓 照明シンポジウム
第2回 日・中・韓 照明シンポジウム
第1回 日・中・韓 照明シンポジウム
開催概要
- 日時 2011年9月23日(金)9:00am~6:00pm
- 場所 中国大連市 大連工業大学講堂及び会議室
- 発表概要
- カンファレンステーマ”省エネと地球環境”
- 基調講演:3件(三カ国各1件)
- ”An applied Model to Evaluate the Comprehensive Visual Performance of Reading Lamp”
by Prof. Yandan Lin ()
- ”Lighting and Human color Preception”
by Prof. Hiroyuki Shinoda(立命館大) - ”Zhaga Standards and Engine Development in LED Lightings”
by Prof. Mee-Ryoung Cho (韓国照明技術研究所)
- ”An applied Model to Evaluate the Comprehensive Visual Performance of Reading Lamp”
- 投稿論文 100件(含む基調講演)
内訳 日本:31件、中国:32件、韓国:37件
口頭発表 27件、ポスター発表:73件(内、住宅照明コーナー:11件)
学生発表 41件(日本:10件、中国:14件、韓国:17件) - 優秀論文 6件(日本:2件、中国:2件、韓国:2件)
- 参加人数 約200名(日本:45名、中国:110名、韓国:50名)
- 特記事項 今回初めて口頭発表は2会場で開催されました。また、ポスター発表の一部に住宅照明コーナーが設けられ、三カ国から11件の発表が行われました。
具体的な内容は、照明学会誌(2012年2月号)にて報告予定ですので、以下写真をもとにした速報と致します。なお、発表論文がお知りになりたい方は学会事務局にプログラム、予稿集が 有りますのでお問い合わせ下さい。
会場となった大連工業大学
歓迎表示された受付
開催国を代表して王錦燧CIES理事長の挨拶
韓国照明・電気設備学会 李廣植KIIEE前会長
照明学会 植野副会長の挨拶
篠田博之氏(立命館大)の基調講演
カンファレンス会場、第一会場の雰囲気
カンファレンス会場、第二会場の雰囲気
ポスター発表会場の雰囲気
ポスター発表、住宅照明コーナーの様子
口頭発表 東芝ライテック 佐々木氏
日本の優秀賞受賞者
懇親会会場
大会プログラムと論文100件の予稿集