大型車・中型車用整備ラインを16ストールと完成検査場を完備し、提携しているトラックメーカーの車両も整備可能な機能を備えた大規模整備工場である。
建物の長さを活かした見晴らしの良い田園風景の中に清々しく佇むシンプルな外観とともに、大型車両及び従業員・来客動線が合理的に整理された安全で使いやすい整備工場を目指している。
いすゞ標準に基づく仕様に則しつつ他店舗との差別化を図るため、敷地入口のアプローチから整備工場正面の大庇、整備工場内へとつながる動線がグラデーションとなるように色温度・照度を計画するとともに、事務室や食堂・休憩エリアなどの諸室の照明計画においても各所にスタイリッシュな器具を選定し、光環境に穏やかな抑揚をつけることで従業員が働きたくなる環境を実現した。
施設外観を低い色温度で田園風景になじむ演出とし、施設内は色温度を高くし活気あふれる空間でメリハリのある照明計画である。現代の工場の目指すべき姿。