地域の木材(秩父産の杉材)を使用することで従来の工場のイメージを払拭し、暖かみのある空間を計画した。耐震壁、防火被覆、屋根、マリオン等にCLT材を活用し、植林を含めた森林の循環利用にも貢献、カーボンニュートラル社会にも寄与している。この工場の働く環境、木材の暖かみを活かす適材適所の照明を計画した。また、一般エリアと工場エリア内に人感センサ、画像センサを用いた照明制御を行い、BELS認証最高ランクの★★★★★及び大規模生産施設では国内初となる『ZEB』の認証を取得した。
木を多用したファサードを効果的に使って工場敷地内外および建屋内外をボーダーレスに繋げるため、照明が最大限に活用されている。
木材と融和する照明となっており、ゆらぎを取り入れる等の工夫もよい。