「上質な田舎」をキャッチフレーズとする西粟倉村の村住民の拠り所となる図書館、ホール、行政オフィス、議場といった「あつまる、つながる、やってみる」をビジョンとした新しい複合施設である。
照明は、各施設の用途に最適な明るさと必要な光の機能を満足するようデザインし、空間機能的に異なる照明手法を選択しながらも、色温度や明るさ感を得る間接照明の共通性を保つことで、施設全体としての統一感を図っている。
木造の外観を照明が際立たせており、また、特徴的な木材トラス天井の構造で重くなってしまいそうなところを照明で明るく軽く見せる、技ありの演出がなされている。