JR草薙駅は相対式ホーム2面2線を有する橋上駅で、駅周辺の照明整備工事が行われた。静岡県立大学、常葉大学が近く若年層の利用者が多く、周辺には静岡県立美術館や草薙神社、緑地といった地域財産がある。
2018年に南北自由通路が新設され、南口にある草薙駅前商店街において社会実験として、大学建築学科の研究室、都市再生推進法人、都市コンサルタント、照明デザイナーらが官民共同で継続的にまちづくりに取り組んでいる。(2020年3月照明整備完了)
歩行者や運転者の性能を満足する性能設計の考え方による照明計画を実現している。南北広場と自由通路コンコースと駅施設全体を一体とする連続する光環境および照明制御により駅空間を行き交う人々のアクティビティが可視化される光環境を実現している。
本地区の重要な景観資源である神社、住宅地域、地域の憩いとなる公園広場、駅前商店街の賑わい創出など地区全体の光環境づくりプロセスを進められている。