オイレス工業藤沢事業所内に建つ自社用の自走式立体駐車場で、経済性に優れた認定駐車場の計画である。
ドライバーの視点から安全性に配慮した照明計画を行い、従来の立体駐車場のように車室・車路の天井面にベース照明を設置せず、外周に設置したLEDライン照明のバウンド光で照度を確保しており、認定駐車場の枠組みのなかで展開が可能な新しいプロトタイプを目指した。
また、耐候性のポリカボネート板でカバーを設置し、駐車時のグレアを軽減しながら、天井のスラブデッキから柔らかなバウント光を利用し、車室・車路共に均一な照度を確保している。