美ら海水族館への良アクセスとなるリゾートホテルの照明計画である。
今回、本部町にあるマハイナ オキナワン ヴィレッジに、商業エリアとホテル棟が建設され6350坪からなるリゾートエリアが誕生した。「パシフィック・リゾート・ラグジュアリー」をテーマにホテルに接するオキナワ ハナサキマルシェにはヤシ並木に囲まれたアクアリゾートを象徴するプールガーデンが配置され、周囲の個性的なオープンテラスからは、水と緑を取り込んだ多彩な表情ある景色が楽しめる。
グランドゲートからエントランスまでのプロムナードは、ヤシの列植と沖縄らしい花々がリゾートへの高揚感を演出し、エントランスからホテル内へ足を踏み入れると、ロビー・ラウンジ・レストランのホスピタリティ溢れる洗練されたインテリアがラグジュアリーな雰囲気を演出している。
リゾートへの期待感を高めるアプローチの光空間、非日常を感じさせる夜間のプール照明、間接照明を多用したロビーやパブリックスペースでの落ち着きと開放感の演出などをグレアレス器具や建築化照明の採用で実現している。リゾートホテルに求められる洗練された、穏やかで上品な照明空間を作り出すことに成功している。