ミュージアムタワー京橋 17
東京6 東京都中央区
照明普及賞受賞
- 株式会社永坂産業
- 公益財団法人 石橋財団
- 株式会社日建設計
概要
東京駅前の新しいスカイラインを作る特徴的な曲線のルーフトップデザイン、28m1スパンラーメン架構による超高層架構、回遊型コア計画によるオープンワークプレイス、スキップフロア屋上庭園、ガラスの換気ボイドによる建築形態を活かしたダイナミックな自然換気、広場とミュージアムエントランスをつなぐ大型扉等、さまざまな技術とデザインが融合した取り組みが行われている。建物構成は1~6階が美術館、8~9階が機械室、10~22階がオフィスとなっている。
- 敷地面積:2,813.74㎡,建築面積:2,212.28㎡,延床面積:41,829.51㎡
2019年照明普及賞 寸評
- エントランスホール、美術館、オフィスなど、それぞれの空間での照明計画が高度になされている。
- 建物の複合的な機能をいかに照明技術として総合的にコーディネートするか、また意匠面と技術面の統合の観点から先進性、模範性が高い。
- 均一な照度確保だけが優先されがちなオフィス照明において、屋内外から発光部が見えにくいデザインは今後のオフィス照明においても見習うべき点ではないかと思われる。
- 明るさ感を考慮したオフィスゾーンとアート要素を取り入れた美術館を両立させた都市型ビルを実現している。