京王グループが新たなブランドで展開する、359の客室とレストラン・大浴場を備えたアッパーミドル宿泊特化型ホテルの新築計画である。クラシカルに仕上げたインテリアは、雪国北海道の中で、旅の始まりにふさわしい、暖かさと穏やかさを感じさせる。時間軸による輝度や明るさ感の変化を連続した「光のシークエンス」として計画に取り込むと共に、空間の連続性を意識した調光制御を行い、眼の順応によるストレスを低減させ、利用者を上質なホスピタリティで持て成します。
周辺環境との調和と最新の照明機能導入の双方を追及した設計となっており、照明の色温度の統一、時間帯に応じて調光するシークエンス照明制御の導入、建築化照明の積極的採用により、建物の内部・外部とも快適で上質な照明環境を実現している。