沖縄本島中部に位置する恩納村の西海岸エリアは国内有数のリゾート地としてリゾートホテルや観光名所が点在するエリアである。その中でも代表的な観光名所である万座毛の東にある瀬良垣島とその対岸である沖縄本島の一部が本計画地である。
瀬良垣島は国道58号線から海を通って繋がる道路の先にあり、島全てがホテル敷地になっており、四方を海に囲まれ圧倒的なリゾート感を体験できる希少な立地環境となっている。
リゾートホテルとしての演出を行うとともに、環境に配慮した取り組みも行われている。実例として、「LED照明の大規模採用」「客室省エネシステムの採用」「ガスコージェネレーションの採用」などが挙げられる。
家具照明などのオリジナル照明、間接照明を多用しグレアを感じさせない、落ち着いた優しい照明空間を演出している。建物全景は内部からの漏れ光と植栽へのライトアップで醸し出されたエントランス、行灯を模したオリジナル照明や間接照明による柔らかい光空間の構築、屋外プール・プールサイドに施された演出照明等は建築デザインと共にリゾートホテルのもつ非日常感を際立たせている。