ウィステリア南1条ビルは、周辺に4つの大病院が集積する、札幌市旧教育委員会庁舎跡地に地下1階・地上12階建て、延床面積14,072.88㎡で、全面外断熱工法を採用した。
フロア構成は、179席の多目的ホール、調剤薬局、コンビニエンスストア、クリニック、保育園、サービス付き高齢者向け住宅、一般向け住宅等の多用途施設である。
完成規模は街区に存在感を有するものと予想される為、昼と夜それぞれの表情で、街区に明るさと活性化をもたらす事を目指した。
外壁色はエマイユ(通称:七宝の色彩)と呼称される伝統色を採用、夜間の建物表現として藤棚と屋外階段にライトアップを施し、電車停留所に面していることから、発光を備えた時計を壁面に取付けた。