藤女子大学北16条キャンパス チャペル棟 03
北海道3 北海道札幌市北区
概要
藤女子大学は1924年に開学された札幌を代表するキリスト教系の女子大学であり、2017年に竣工した新校舎に続き、隣接した敷地内にチャペル棟が建設された。
なるべく多くの方に開かれ、日常的に感じられるチャペルを実現するため、校舎同士を結ぶ渡り廊下とチャペル空間が一体となった計画であり、チャペルの存在が日常に寄り添い、学生同士の交流の場、そして心を落ち着かせる救いの場となることを意図している。
- 規模:鉄筋コンクリート造3階建、敷地面積:20,764.94㎡、延床面積:955.88㎡
2018年照明普及賞 寸評
- 大聖堂の柱、壁、十字架のライトアップはキリスト教、カトリックの宗教感を感じさせて、格調高い照明に仕上がっている。
- コンセプトが明確であり、十分に考慮された照明計画である。
- スポット、ダウンライトを数多く設置しているが、グレアを考慮した設計が伺え、雰囲気も考慮されている。
- 女子大学のチャペルとして重厚、神秘的な空間としている。