後志自動車道(北海道横断自動車道)は、北海道を東西に横断し、後志・道央地域などの連絡の強化を図り、沿線地域の安全・安心を確保するとともに、産業・経済・観光等の発展に資する高規格幹線道路である。
今回、余市ICから小樽JCTまでの23.3kmの区間が、平成30年12月8日(土)に開通した。区間内に8本のトンネルがあり、スリム型LEDトンネル照明器具を採用した。アルミ本体の採用により、従来器具に比べて質量を65%低減(基本照明の場合)し、施工性の向上と落下などの危険性を軽減している。また、11段個別調光制御を採用することで視環境の向上および省エネを実現し、制御異常と不点状態を自動監視して、不点が生じた場合には周囲の器具の調光率を調整することで、メンテナンスの軽減と安全性の向上も実現している。