大阪西区靭本町にある靱公園は、総面積約9.7ha、東西約800m、南北約150m、と広い敷地を持ち、大阪中心部の憩の場として親しまれ、昼夜供に多くの人が訪れています。
市内で最も歴史のあるバラ園は「世界バラ会議大阪大会2006」展示会場の中核として予定され、その改修に伴い、夜間も楽しいひとときを過ごせるよう、実用性と演出性を兼備えた照明空間となりました。
そんな靱公園のあかりをご紹介致します。
配光制御によるグレアの抑制と、演色性の高い光源の採用により、訪れる人々に心地良い照明空間とした。
公園内路地の誘導をうながしている。
上部グローブには3Dクリスタルのバラが入っていて昼は自然のバラ、夜は光のバラの鑑賞を楽しむコンセプトとして、LEDを用いたモニュメント的な照明を作成した。
バラのアーチ(予定)のライトアップと園路照明との兼用。
中心のカスケードは水を強調するブルーのライトアップ。
LED光源が路面にテクスチャーをつくり、歩行者を誘導する。
大阪西区靭本町
中央線・四ツ橋線 本町駅下車
中央線 阿波座駅下車
2004年3月
西部方面公園事務所
公園灯(高演色型HID150W)34基
アプローチライト(コンパクト蛍光ランプ27W)56基
モニュメント灯(コンパクト蛍光ランプ27W+LED)8基
アーチライト(コンパクト蛍光ランプ27W)24基
足元灯(LED)60基
投光器(カラーHID150W)4基