心地よさを感じるとき、以下のような事が関係して感情を認識すると思われます。
・・・眠りを誘うホルモン。
人間はもともと昼光性であり、明るい昼に活動し、暗い夜には休息(睡眠)する習性を持っています。太陽光の変化に対応して活動と休息を繰り返しており、1日24時間を一週間とするこうした身体の変化をサーカディアンリズムといいます。
このリズムに関係するのがメラトニンというホルモンで、夜間に分泌が高進し、昼間に低い顕著な日内変動を示します。
・・・交換神経は、昼間、活動的なときに活動する神経。
副交感神経は、体を緊張から解きほぐし、休息させるように働く神経です。
・・・心地よさを感じるとき、β波よりα波が多く出現します。
・・・心と体を整える役割のホルモン。
「安らぎ」を与えてくれるホルモンとも言われています。
セロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなります。
日中に分泌されます。
朝日を浴びたり、運動したり、ある一定のリズムを刻むと分泌され、ストレス発散や心地よさにつながるといわれています。
ローソクや暖炉の薪の炎は、ランダムな明るさをもったあかりを灯しています。
ランダムな変化の中にも自然な法則があり、これを「1/fのゆらぎ」と称します。
心地よさを感じさせる光の要素です。
・・・光源の光の色を物理的に表すための値。
光源の発する光は温度が低いと赤く、温度が高くなるほど赤から黄、白、青白へ変わります。
この温度と光の色の変化との関係を使い、温度で光の色を表しています。
・・・光の受けた面の明るさを、その面が受けている光の量で表す値。
・・・光源の輝き
1. 用途の異なる空間で心地よい光が変わってきます。
心地よい光 | 用途 | 施設事例 |
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高照度高色温度: | オフィス・学校・工場・明るい店舗 | 株式会社たけびし本社 アウディ豊洲 |
中照度中色温度: | 店舗 | |
低照度低色温度: | 住宅・飲食店・ホテル・アミューズメント施設 | 新横浜ラントラクト イルクオーレ 伊勢崎店 |
それぞれの空間にあった照度と色温度で設計することで、心地よさを得ることができます。