写真1 サイドスタンド側(全点灯時)
写真2 メインスタンド側(全点灯時)
写真3 外観
埼玉スタジアム2002は、アジアで最大級、日本で最大のサッカー専用スタジアムで、ワールドカップでは準決勝や日本代表戦を含む4試合が行われる。観客席の2/3を覆う大屋根は、ひとつがいの白鷺が、豊かな田園地帯に舞い降りて翼を広げている姿をイメージしている(写真3)。
2kWロングアークメタルハライドランプ(両口金形)204台と2kW瞬時再点灯形ショートアークメタルハライドランプ152台の混光により照明されている。
設計照度は一般競技(500lx)、公式競技(1000lx)、Jリーグ(1500lx)、国際試合(2000lx)の4段階となっており、全点灯時には色温度5550K、平均演色評価数Ra89でハイビジョン放映にも対応している(写真1、写真2)。
商用電源停電時には、瞬時再点灯形ランプにより1000lx以上を確保できるようになっている。