第7回 日中韓照明カンファレンス(中国・天津大学)報告
(The 7th Lighting Conference of China, Japan and Korea)
日中韓照明カンファレンス委員会
2014年8月22,23日、中国・天津大学にて、「第7回日中韓照明カンファレンス」が開催されました。その概要について報告いたします。
経緯と概要
2008年10月に中国北京で第1回大会を開催した”日中韓照明カンファレンス”は、2009年札幌大会、2010年ソウル大会、2011年大連大会、2012年東京大会そして昨年の韓国光州大会に続き、今回の第7回大会は中国・天津大学で開催されました。
三か国から計110件の論文発表と190名の参加者があり、バンケットとナイトツアーで懇親を深めながら、成功裏に大会が終了しました。
また、本大会前に開催された第14回組織委員会で,次回第8回大会は2015年8月に日本の京都女子大学で開催されることが決定されました。
開催日時、場所
- 日時 2014年8月22日(金)14:00~23日(土)9:00~:21:30 (バンケット、天津市内ナイトツアー含む)
- 場所 中国・天津大学
大会内容:
大会テーマ: Towards Future Lighting
基調講演:1件
”Health Lighting and Innovative Application of LEDs on Human Habitats”(Speaker :Prof. Luoxi Hao )
発表論文:110件
国別内訳:日本27件、中国56件、韓国27件
口頭発表:24件、ポスター発表:66件(内Short Oral Presentation:15件)
住宅照明セッション:5件
学生発表:36件(日本8件、中国21件、韓国7件)
ワークショップ:3件(日本、中国、韓国 各1件)
表彰:優秀論文 7件(口頭発表/ポスター発表より各3件)
学生奨励賞:大会に参加し論文発表をした学生全員が対象
参加人数:190名(日本35名、中国・韓国合わせて155名)
特記事項
- 論文件数110件、参加者190人と例年と同規模の大会が開催され、本大会 の3カ国での定着化がうかがえるものとなった。
- 第3順目の今年から始まった開催日数1日→1.5日化は、発表数の増加(ショートオーラル12名→15名)、プログラムの充実(ワークショップの開催)に有効であり、来年の京都大会も継続していく。
- 具体的な内容は、照明学会誌(2015年2月号予定)で報告するが、ここでは写真と一緒に速報とする。
図1 開会式 須藤亮会長の祝辞
図2 日本主催のワークショップ参加者の皆さん
図3 Best paper award(Oral)の
富山大学の秋月さん(中央)
図4 Best paper award(Poster)の
東芝マテリアルの吉田さん(中央)
図5 Award of encouragement for students
の受賞者
図6 日本の参加者の集合写真