2000年竣工の既存棟(約160,000㎡)の増築計画である。2000年開業以来、高知周辺の人々に親しまれてきた魅力をスタイリッシュにヴァージョンアップするとともに、既存棟と繋がることで、街と人と施設のつながりを強めた。
環境負荷低減を図るために全館LED照明を採用し、汎用性の高い器具を主体としながら、演出方法の工夫により、イオンモール高知のデザインコンセプトを体現している。4階(屋上階)既存棟駐車場との接続にあたっては、既存棟と自然に繋がるよう配慮し、フードコートは、『ワクワク感』を感じる場として『ミライ感』をテーマに、照明による複数シーンの演出を試みるとともに、公共車両の車寄せ付近は、直角二等辺三角形のスパンドレル折り上げ天井をランダムな向きに配置し、訪れる人が『ワクワク感』を感じる空間づくりとしている。