倉敷中央病院付属予防医療プラザ 56

中国3 岡山県倉敷市

照明普及賞受賞

  • 公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院
  • 株式会社日建設計
  • 株式会社ライティングM
図1 共通ロビー
図1 共通ロビー
図2 窓際ロビー
図2 窓際ロビー
図3 健康プラザ
図3 健康プラザ
図4 レストラン
図4 レストラン

概要

 倉敷中央病院の隣接地にあり、本院との連携により、これからの医療である予防医療を高度に実践し、地域の健康寿命延伸を担う健診センターである。
 予防医療を広く人々に伝え、普段から健康に関心がもてるよう市民にも開放しているパブリックゾーンは、居心地の良い空間を構成し、地域企業等とのコラボレーションを行うなど各種イベント企画にも応じる空間としている。3階、4階の健診ゾーンは待合が窓に面する回遊式のプランで、受診者は待合を循環することで、待ち時間を忘れ快適に受診できる空間デザインを目指した。

  • 規模:建築面積2,422.42㎡、延床面積12,232.31㎡、地上5階、地下1階、RC造/一部S造

2019年照明普及賞 寸評

  • 患者の緊張感を和らげる曲線状の間接照明や照明器具に工夫がみられ、地域密着型の病院における新しい光環境を提案する先駆的な事例である。
  • 全体的に落ち着いた開放的なイメージが病院として適しており、バランスのとれた明るさ・メリハリのある効果が好印象を与える。