公式スポーツ大会、展示会などに主に利用するアリーナ棟には主アリーナ、サブアリーナ(武道場)、マルチルーム、トレーニングルーム、観客席、多目的練習場、ランニング走路が、主にコンサートや講演会、演劇などに利用するマルチホール棟にはマルチホール、マルチスタジオが、共通スペースには展示室、ロビー、カフェ・交流スペースなど多用途な利用を図る「かさね使い」が特長。「スポーツ・文化活動の活発化と市民の交流を育む拠点」として中心市街地の交流や賑わい創出が期待される。
三条市スポーツ・文化交流複合施設は、スポーツや展示会等で使用されるアリーナ棟とコンサートや講演会、演劇等で利用されるマルチホール棟からなる。メインアリーナはバスケットボールコート2面を有する広さで、重量(11kg)のLED高天井器具40台により、公式試合の開催を可能とする照明環境を実現している。また、マルチホールには、調光・調色制御が可能なダウンライトが設置され、ハロゲン電球を模した消・点灯で、開演,終演の効果的雰囲気の演出を可能としている。本施設は,多用途使用を前提とし、個々の用途に対して最良の照明環境が提供されるよう配慮されており、地方都市における公共施設のモデルとなり得る。