味の素株式会社のオープンイノベーション推進施設である。主催者と客人、技術者の専門領域といった様々な「枠・境界を越えて、共に可能性を探求している活動の場」を目指し、技術を軸としてビジネスパートナーと繋がることで新事業・新価値の共創を加速するオープンイノベーションの拠点として建設された。有機的なカーブを描く壁や屋根が来訪者を迎え入れる。森の前庭からは、光や風のゆらぎ、四季の移ろいが感じられる。これらの柔らかく開放的なデザインが、枠や境界をほぐし新しい発想を促す。空間構成はコア技術を展示する「テクノロジースペース」を中心に、イントロダクションスペースを始め4つの機能がつながる。