観魚洞隧道(かんぎょどうずいどう) | ||||||
概 要 明治42年に造られた本トンネルは、熱海・伊東間を結ぶ旧国道135号に位置し、 相模湾を望む魚見崎を貫く瘤出仕上げ(こぶだししあげ)の石材を用いた総切 石積のトンネルである。本トンネルは、2002年に国の「登録有形文化財」に登録され、 現在も車両・歩行者トンネルとして利用されている(全長113m、幅員4.1m)。 照明設備 熱海周辺の景観や、明治時代に造られたトンネルの雰囲気に調和するランタンを モチーフにした照明器具11台を設置した。光源には100W白熱電球相当の22W電球型蛍光灯を採用し、 石などの素材感や陰影を感じられるよう、全体をほのかな明かりで照明している。 また、光色は電球色を採用することで、昔ながらの古き良き景観を暖かい光で包み込み、 趣のある雰囲気を創出している。
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[小糸工業株式会社] |