県立霞ヶ城公園は、初代二本松藩主、丹羽光重公の居城跡を整備した城趾公園で、園内には数多くの史跡、散歩道などがあります。また桜に始まり、紫陽花、菊など四季折々の花が美しく、秋には日本最大の菊の祭典も開催され、市民はもちろん、観光客にも広く親しまれています。
この公園のライトアップにおいては、単に光をあてる照明ではなく、そこに何が行われて来たかを表現することに主眼を置き、歴史的・文化的特性を生かした魅力ある景観づくりに貢献出来るような光の景となるよう、ライティングデザインコンセプトを「歴史の礎・四季の移ろい」としました。歴史の刻ませた静的景観と季節の変わりゆく動的景観で構成される、景観に合わせ光の質に変化を持たせる、霞ヶ城ならではの光景づくりを目指しています。
演色性の優れた光源で城壁をライトアップしています。
水面に映りこむ風景が幻想的な雰囲気を演出しています。
やさしく足元を照らし出す行灯風のあかり
四季ごとに開催、紅葉シーズンは菊の祭典に合わせ10月~11月末まで、 その他の季節(春:4月初旬~5月初旬・夏:8月初旬~中旬・冬:年末~正月)
福島県二本松市
二本松市
2006年11月
(有)内原智史デザイン事務所
特注庭園灯(電球形蛍光ランプ)18台
投光器(セラミックメタルハライドランプ)11台
投光器(ハロゲンランプ)47台
岩崎電気株式会社
ライトアップと共に、二本松城(現:霞ヶ城)と城下町の歴史を感じさせる街並をもっと楽しんでもらえるよう、 観光スポットをご紹介します。
高村智恵子は、明治時代末期から大正時代にかけての当時としては珍しい女流洋画家で、精神を病んでからは病院で千数百点もの紙絵を制作しました。夫高村光太郎が智恵子との純愛を綴った不朽の名作『智恵子抄』で有名ですが、智恵子自身も芸術家としていくつもの作品を残しています。また、光太郎と育んだ純愛の形も昭和の恋愛史の一つとして語られています。そんな智恵子が生まれ育ち、いつまでも愛してやまなかったふるさとがここにあります。二本松駅より約3km安達駅より1.5km
標高約600m、四季の彩りも美しい安達太良山麓にある岳温泉は、昭和57年「ニコニコ共和国」として独立し全国に知られました。湯量 は豊富で、胃腸病・神経病に効能があり、静かな大自然につつまれた山の湯の温泉として親しまれています。 二本松駅から10 Km、バスで25分、タクシーで15分
東北でも代表的な雪質の良さで知られるスキー場です。コースは8コース、リフトは5基とゴンドラリフト。ナイター完備は上中級者向きと中初級者向きの2コースが完備しています。 大七酒造:芳醇でかおり高く、まろやかな味が自慢の地酒。二本松駅より約2km
http://p133.pcsn.co.jp/~nihonmatsu/index.html