施設事例4-LEDを用いた事例(遊戯施設演出照明)

三井グリーンランド

三井グリーンランドは、開園35年以上を数える国内有数の遊園地で、年間約120万人が来園している。

1.『魔女のフライングトリック』

 平成18年4月に登場した空中ブランコ『魔女のフライングトリック』は、遊戯施設をLEDにより演出した照明である。

 LEDイルミネーションは、色とりどりの動きのある演出が特徴で、LED投光器(赤・緑・橙)は、鮮やかな光色で樹木(支柱)をライトアップしており、名前に相応しく恐怖心をかき立てるものとなっている。標高70mのパノラマ山に浮かび上がる様子は、美しくも怪しげな雰囲気を醸し出している。


緑色LED投光器 演出の図解

照明設備

LEDイルミネーション 光源:フルカラーLED 8台
LEDイルミネーション用コントロールボックス  1台
LED投光器      光源:高輝度LED  10個 6台(赤2・緑2・橙2)

2.『大観覧車レインボー』

 光源には、従来のネオン管に比べて長寿命で消費電力の少ないLEDを採用しており、ネオン管では実現できなかった、あざやかで繊細な動きが可能となった。観覧車外周にはLEDイルミネーション、内側にはLED点滅灯、下からは投光器でライトアップしており、それぞれの組み合わせによって違った雰囲気を演出したものとなっている。

 点灯パターンは、“大観覧車レインボー”の名前にちなんだものから、阿蘇周辺で行われる“火振り神事”や“野焼き”などをテーマの中心としたものとなっている。

照明設備

LED点灯ユニット
 ロングタイプ  256台
 ショートタイプ 192台
 LED点滅灯   64台
 投光器       8台


施主

株式会社サノヤス・ヒシノ明昌

所在地

熊本県荒尾市緑が丘