(一社)照明学会固体光源分科会 公開研究会 開催報告
テーマ:
「自動車関連照明システムの動向と展望」
開催日時:
平成31(2019)年1月9日(水) 13:20~17:00
開催会場:
日本大学理工学部 駿河台校舎 1号館3階131会議室
参加人数:
46名
主催:
(一社)照明学会 固体光源分科会
協賛:
(独)日本学術振興会光電相互変換第125委員会、特定非営利活動法人LED照明推進協議会、
(一社)映像情報メディア学会情報ディスプレイ研究会、
(一社)電子情報通信学会電子ディスプレイ研究専門委員会、SID日本支部
概要:
近年、自動車関連技術の急速な進歩により、SF小説の中の話でしかなかった自動運転が、いよいよ現実のものになろうとしています。本研究会では、近い将来に実用化されるであろう自動運転を見据え、車載照明やシステム、街路照明等に求められる技術の動向と今後の展開について解説致しました。
プログラム:(敬称略)
- ADAS &自動運転について~今後の自動車技術進化
(株)本田技術研究所 鵜浦 清純 - 車載用ディスプレイの動向と技術開発
シャープ(株) 大西 拓也 - 自動運転用LiDAR向け距離計測SoC技術
(株)東芝 崔 明秀 、吉岡 健太郎 - これからの車内照明と表示
GEE(株) 蒲原 正広 - 安全で円滑な走行のための道路照明
岩崎電気(株) 江湖 俊介
報告:
固体光源分科会主催の公開研究会「自動車関連照明システムの動向と展望」を開催しました。 当日は、50名近い多くの聴講参加者にお集まり頂きました。
5名の講師の皆様には自動運転に対する自動車メーカの考えに始まり、それらを支える照明技術やディスプレイ技術やセンサー技術、そして走行上の安全対策などについてわかりやすくご講演頂き、その後の議論も活発になされました。
今回の研究会は、年始の慌ただしい中ではありましたが、聴講者のとても多い研究会となり、自動運転およびそれを支える周辺技術についての期待と関心の高さがうかがえました。今後もさまざまな切り口で、照明用固体光源の公開研究会を催して参りますので、皆様のご支援・ご参加を宜しくお願い致します。
最後に、お忙しい中ご講演いただいた講師の皆様、また聴講参加者の皆様に対して、この場をお借りして御礼申し上げます。 また、会場設営・運営面で多大なるご協力を頂きました日本大学 篠田之孝教授に御礼申し上げます。
公開研究会の様子